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おもしろMY印鑑物語 アーカイブ

2011年10月13日

おもしろMY印鑑物語-序章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

今回から新たな試みとして、おもしろMY印鑑を立ち上げるまでそして、現在までの軌跡を「おもしろMY印鑑物語」として連載したいと思います
余裕のある時に書く不定期連載で、今後続けて行けるとは言い切れませんがお付き合い下さい

私が家業の事務用品店を継ごうと思ったのは、今から20程前のことでした
当時私は、全く関係のない会社に勤めており、そこから事務用品店と印刷所で数年修行の後、現在の城山博文堂で働きだしました

当時は今と比べモノにならないほど忙しく、事務用品も印刷もかなりの売り上げがあったように思います
その風向きが変わってきたのは、かの有名な事務用品通販会社ア○○ルが始まり暫くした頃のことです

おおよそ良そうだにしなかった売り上げの落ち込み
父などは「もう駄目だろうから店をたたもうか?」と考えていました
それでも続けようと思ったのは、それまで勤めていた会社を辞めて家を継いだ意地だったのかも知れません

とはいえ、意地だけでは会社は成り立ちません
何とか新たな柱を作らねばどうにもならなくなることは目に見えています
そこで考えたのは

・大手がやらない事
・素人では出来ない事
・現有勢力で出来る(設備投資しなくてもできる)事
・ネット通販出来る事
 でした

ホームページの制作に関しては、それまで趣味のサイトを開設していたので、外部に出さなくても何とかなりそうです
問題はどう言った商材にするか?
事務用品は決まり切ったモノしかない
印刷物なら機械はあるし、人の興味を引くモノを考えれば何とかなるかも知れない
そこで思いついたのが「名刺」だったのです

-つづく-

2011年10月14日

おもしろMY印鑑物語-第1章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

昨日に引き続き第1章をお届けします
せめて印鑑の話しが出るところまでは一気に続けなきゃね(笑)
ではでは

ネット通販で名刺を取り扱うことにしましたが、果たしてどんな名刺にすべきか、その時点では何も思いついておりませんでした
とにかく「大手が手をつけない・素人では出来ない」が大前提
そこで、「名刺」を検索エンジンで検索し、出てきたサイトを片っ端から見て、その商品内容と傾向を探ることにしました

当時よく見かけたのは「デザイン名刺」
なるほどしゃれたデザインは、素人には出せない美しさ
そして一般的な名刺より、そこそこ単価も高くなります
ただし、そのデザインを外注するわけにはいきませんので(何せ経費を抑えたかった。苦笑)自分で全てをデザインすることに

今から思えばかなり無謀な挑戦でしたよねぇ(汗)
絵を描くのは好きだったとはいえ、習ったのは学生時代のクラブのみ
特に専門的な学校に行ったわけではなかったんですから
それでも何とかデザインを揃えられたのは、ひとえにパソコンで絵を描く作業と言うのが自分にあっていたからだと思います

つづいて取りかかったのが「似顔絵名刺」
コレもそのころパソコン上でそこそこ話題になっていたんですよ
但しこのころの私には、それほど自分の絵に自身があったわけではなく(今でもあまり変わりませんが)やむなく外注に出すことにしました
但し出すからには何らかのこだわりが欲しかった
そこで複数の似顔絵作家さんに打診して絵を描いて貰うことに

さてコレで何とか体裁も整い、新たな事業を始めることになりました
但し全く売れない!
当たり前ですよね。
特に広告も出さない(出せない)
特に目新しい商品でもない
検索しても上位に表示されるわけでもない

そしてここから新たな葛藤と試行錯誤が始まります

-つづく-

2011年10月15日

おもしろMY印鑑物語-第2章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

三日続けてのおもしろMY印鑑物語、楽しんで頂けてますか?
私自身は楽しんでます(笑)
自分の足跡を辿ることって今まであまりなかったので、なんだか新鮮です
さていよいよ印鑑のお話・・・出るか?

ネット通販を始めたはよいが全然売れない
っま当たり前です
サイト自体を見てもらえないのですから

広告を出す予算もないので、いかに検索してもらえるかが鍵なのですが、いかんせん「名刺」で検索しても全然出てこない
上位に表示されるためにはSEOとやらが必要だと言うことが判りました

またその当時、検索エンジンと言えばYAHOOの独占状態でしたが、今のようにロボットが判断するのではなく、人力でカテゴリに掲載して貰うことが一番の近道でした
趣味のHPがカテゴリ掲載して貰っていたので、やり方は判れども肝心の商売のサイトはなかなか登録されない
おそらく他の同じ様なサイトと差別化が出来ていなかったんですね(その他大勢と言うこと)

そのことには気づいていましたので、新たに他にはない魅力ある商品の発売が急務です
またネットサーフィンをして情報収集をする日々が続きました
そして一つ、設備投資をせず、大手が手を出せず、素人では出来ない名刺を思いつくことになります
それが「点字名刺」でした

すでに販売している所もあるのですが、全て手作業で、枚数が多くなるとそれに比例して値段も高額になってしまいます
コレを何とか自社の機械を流用して加工することが出来れば、単価も下がりますし、「福祉」という時代の流れにも乗れるのではないかと考えたのです

結果、思惑通り機械加工が可能になり、「点字名刺」を前面に押し出すことにより、YAHOOのカテゴリ掲載も果たすことが出来ました
また、ど素人のSEO対策もそれなりの成果を上げだし、それに伴って注文も少しずつ入るようになってきました

但しコレでは現状を打開出来るほどの起爆剤にはなりませんでした
そうです「点字名刺」では、一般の消費者は見向きもしないんです
企業を中心に飛び込みの営業をしたりもしましたが、爆発的な延びは期待できず
このまま企業努力をして名刺の売り上げを伸ばすのか、諦めるか、その判断をしなければならない日もそう遠くないと考えるようになっていたのです

-つづく-
 

2011年10月17日

おもしろMY印鑑物語-第3章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

連載もついに4回目!
そろそろ印鑑話は出るのか?更に引き延ばすのか?(笑)
書いている本人にも判らない行き当たりばったりの物語スタートです

新たな可能性を見つけたモノの、なかなか売り上げに結びつかなかった名刺通販時代(今もやってますが、苦笑)
そんな中、今へと繋がる出来事や考えがいくつか出てきていました
柱にはならなくとも、無駄な時間じゃなかったんです

・SEO対策
何とか上位に掲載されないものかと、ネットを調べたり本をあさったり
ど素人ながらもなぜかそれなりの成果を収めていました
今から見ればかなり邪道な手口だったかも知れませんが、コレがネット業界の知識を深める要因になったと思います

・マスコミへの露出
元々は広告費を使わず露出するための苦肉の策でした
一般誌に掲載されることなんて考えられず、まず印刷の業界紙に片っ端から連絡して載せて貰っていました
もちろんそんなところですから殆ど反応は得られませんでした
しかしなぜか一般誌やTVの取材が数件あり、現在の新製品発売→プレスリリース配信→マスコミ掲載の流れができあがりました

・似顔絵制作
折角出来た似顔絵制作のルートを活かせないかと考えて、思いついたのが似顔絵はんこ(ゴム印)でした
このころは印鑑にするなんて考えつきもしなかったなぁ
また、似顔絵のバリエーションを増やそうと、自分でも似顔絵制作を始めたのもこのころ
その当時の似顔絵のレベルの低いこと。よく自分でやろうなんて考えたモノだよ(汗)
この流れから「似顔絵印鑑」の発売に至るのですが、それはまだ先のお話

ざっと上げるとこんな感じ
今へと繋がる基礎がこのとき出来たんですね
おそらく、いきなり「おもしろMY印鑑」を立ち上げてもうまくはいかなかったのかも知れません
さて、ついに印鑑通販を思いつくのですが・・・
それはまた次回(笑)

-つづく-

2011年10月18日

おもしろMY印鑑物語-第4章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

この連載も5回目、いよいよ印鑑の話しが始まります
自分でも前置きがここまで長くなるとは考えもしませんでした(苦笑)
それでは本編をどうぞ

名刺通販ページの売り上げがなかなか上がらずに苦戦していたある日、いつものように何か参考になるモノはないかとウエブサーフィンしていました
そんなとき、目に入ったのがある印鑑の通販サイトでした

名前と共にある種のデザインが彫り込まれた印鑑は、一部でかなり話題になっており、マスコミにもかなり取り上げられています
実は、今までもそのような印鑑があることは認知してはいたのです
但しそのデザインが、ハートや四つ葉のクローバーなど、いわばありきたりのモノで、自分自身「購入したい」と思わなかったのです
しかしその時見た印鑑のデザインはそういった「ありきたりのモノ」ではありませんでした
確かにそれなら飛びつきそうな気がします

他にはそんな印鑑を販売しているところがないのか?
早速リサーチすると、ありきたりのデザインではなさそうな印鑑を販売しているサイトを幾つかみつけることが出来ました
まだまだ一般的ではないにせよ、そう言った印鑑が販売されていたことはある種衝撃でした

印鑑の可能性を感じはしましたが、だからといって何をすればよいのか、その時点ではまだなにも思いついてはいませんでした
「こんなやり方があるんだ」と頭にインプットされただけの状態
しかし、それが次のステップに結びつくのです
そう、それは、いつものように、車で外回りをしていたときの出来事でした

-つづく-

2011年10月19日

おもしろMY印鑑物語-第5章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

すぐ終わるかと初めて連載も6回目、いよいよ本題の印鑑話しに入ります
このところ続けざまに書きつづっていましたので、ペースダウンも念頭に、ゆっくりじっくり書こうかな?

それはいつものように来るまで外回りをしていたときのことでした
何気なく目に入った前の車のリヤウインド
そこにあるシールが貼り付けられていました

黄色い下地に犬のシルエット、下にはIN CARなどと書かれています
その時、頭の中にあった記憶とリンクしたのです
「コレって印鑑になるのでは?」
犬のシルエットがあってその下に名前、それを印鑑にしたらおしろいぞ!

当時ペットブームが最盛期を迎え、もうブームではなく立派な文化とも言える時期でした
自分の買っている犬が印鑑になれば買いたくなるでしょう?(笑)

思いついたら行動は早いのです
何しろ自分でも面白いと思ったんですから(笑)

その日から印鑑通販に向けての準備が始まりました
何しろやることは山ほどあります
その一つ一つを検証して、実際に出来るかどうかを調べる必要があります
とにかく動かなければ始まらない
大変さの中にも、一抹の不安と、ワクワク感を抱え、ついに走り出したのです

-つづく-

2011年10月20日

おもしろMY印鑑物語-第6章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

連載企画もついに印鑑の話しが出ましたね
我ながら長かった(苦笑)
いよいよ本題、記憶を辿りながらつらつら書きますよ

さて、ついに新たな印鑑を使っての通販を思いついた私
まずはその印鑑を作ることが出来るのか、デザインはどうすべきか、実用的なのか?
やることは山積みです

まず始めたのは、肝心要のデザイン作業
ひらめいたそのままに、犬のデザインをしようと、ネットを調べたり本を買い込んだり
動物は好きですが、実は今まで犬を飼ったことがない
柴犬等でしたら何となくイメージは湧くのですが、例えデザインしたとしてもそれが本当に正しい姿なのかを知るすべがありません
その不安を払拭するためには、とにかく一つでも多くの資料を見て納得するしかなかったのです
図鑑的なモノがあれば一番よかったのですが、その当時は見つけられなかったんですよ
今から見るとその当時にデザインは、我ながら「ちょっと・・・」って感じですね(苦笑)

自分がよく知っている犬、町でよく見かける犬、テレビで見かける犬
どんな犬種がうけるのかも手探りの状態でしたから、とにかくそれを基準に20程のデザインを仕上げることが出来ました

続いては、印鑑の種類をどうするかです
浸透印タイプのモノは、初めからシャチハタ社製を考えていました
それまで取引があったこともありますし、何しろ浸透印と言えばシャチハタと言われるくらいです
もし何かあっても、殆どの印章店や文具店で消耗品を扱っていますから、お客さんに対して便利です
他社製品で、もっと細かな表現を出来る商品もあったのですが、商品に対する安心感やその後のことを考えそういたしました

さて問題は、印鑑タイプをどうするかでした・・・

-つづく-

2011年10月21日

おもしろMY印鑑物語-第7章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

とうとう今週1週間は全てこの新連載に費やしてしまいました
通常のブログネタもないと寂しい気もしますので、来週は少し抑え気味にしようかと考えています
今日の所はとりあえず、前回の続きをば

一応のデザインもそろい、メーカーもシャチハタに絞り、さて印鑑タイプをどうするか?
それまで加工をお願いしていたところは、完全手作業ですので、デザインモノには対応できません
仕上げは手作業でするとして、基本的な加工は機械彫りにする必要がありました

まず手始めにオファーをしたのは、そこそこの大手で元々取引もある会社
数は少ないのですが、そこにも加工をお願いしていた実績もあります
しかし「クレームが来る」「思うように出来ない」との理由であえなく断られてしまいました
どうやら以前デザインモノの加工をしたところ、なかなかOKが出なかった事があったようです

いや、それにしてもですよ、コレってプロとして失格なんじゃ?
単に加工が大変だから断るのであれば仕方ありませんが、この理由だとデザインを含めた技術的な問題だと思うのですが・・・

っま、大手は小回りが利かないと諦めて、他をあたってみることにしました
ところがなかなか対応してくれるところが見つからない
考えてみるに、印鑑業界って閉鎖的で保守的な所なんですよね
例えば、国に認められた「1級技能彫刻士」っていう免許があるくらいで、良くも悪くも職人肌
出来る出来ないは別にして、そんなモノは邪道!と受け付けられないようでした

そんな中、最終的に加工を請け負ってくれることになったのは、たまたまDMで印材の紹介をしていた会社
値段的にも何とか大丈夫
いやこれはホントにラッキーでした
ただし現在この会社には殆ど加工をお願いしていません
理由はまたそのうち書く事もあるでしょう

めでたく加工先も決まり、次の段階へと進みます
試作品を制作し、それがちゃんと通用するか?また納得のゆく出来か?
コレもまた重要重要
早速基本となるデザインと名前で加工することになりました

-つづく-

2011年10月26日

おもしろMY印鑑物語-第8章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

今回は歴史をつづる旅(?)を再開いたします
8回連続で書いた後、通常のブログを数回書いたのですが、不思議と更々文章が出てきました
交互に書くパターンがいいのかも知れません(笑)

シャチハタ、印鑑ともに加工先が決まり、試作品が仕上がってきました
その当時、シャチハタの加工は直接の取引でなかったためこういった商品の注文は結構ややこしく、且つ時間がかかっていましたが、その話しはまた機会があったら・・・

シャチハタに関しては、出した版下ほぼそのままに仕上がってきます
版下さえしっかり作っていれば殆ど心配はしていなかったのですが、1点確認すべき問題がありました
実は加工の方法に2種類あるのです

「プレス加工」と「レーザー加工」
もし手元にシャチハタがあればちょっと印面を確認してみて下さい
レーザー加工の場合、印面の彫り込まれている部分(捺印されない凹んだ所)が毛羽だったようになっているかと思います
現在殆どの商品はこのタイプです
逆にプレス加工の場合はその部分がツルッとしています

一般的な名前のみのシャチハタであればどちらも問題なく捺印することが出来ます
うつりに関してもほぼ同じで、違和感はありません
ただし当社の商品のようにデザインが施されているモノの場合、特に細かな部分になるとちょっと変わってきます
レーザー加工の場合、毛羽立っている部分が影響するのか、細かな部分の表現に劣る場合があるんです
仕上がり自体は同じでも、おそらくインクの出方が違うんでしょうね
出が多い感じで、滲みが大きいんですよ
両方を比べてみないと分からない程度なのですが、やはり少しでもよいモノをと考えて、全てをプレス加工で販売することに決めました(一部対応できない商品もありますが)

しかしコレも印鑑通販を考えるまでは全く意識していないことでした
っま、通常の商品に問題があるわけではありませんからね
当然と言えば当然です

さて、続いては印鑑タイプの試作品の検証にかかります

-つづく-

2011年10月27日

おもしろMY印鑑物語-第9章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

実は日曜にテニスのサークル対抗戦があり、かなり大変な思いをしてメンバーを揃えて、急な内容変更にも耐えて、さて!と思ったら雨の予報・・・
ぐれてやる!(苦笑)
さて連載10回目行ってみましょう

ようやく探し当てた特殊な印面の加工先
シャチハタ同様に試作品を作ってみました
しかし、仕上がってきた商品に違和感がある
試しに捺印すると、元のデザインと結構変わってしまっていたんですね

シャチハタと違い、印鑑は物理的に削って加工します
その為線が痩せてしまうんです
っと言うことは、逆にデザインの白い部分が広がってしまうこととなり、それが違和感の元となっていたんですな

コレばかりはどうしようもないことですので、送る版下(デザイン)をシャチハタとは微妙に変えて解決してやるしかありません
これが現在、ワン書体印鑑や似顔絵印鑑などで、同じ内容の印鑑とシャチハタ2本を作る場合にも、版下修正料を頂く必要がある理由となっています

また仕上がってきた商品の朱肉ののりが若干悪いという現象が見られました
コレもデザイン部分の仕上げが甘い為に起こるという現象と言うことが分かり、そう言った商品は検品時にこちらで修正処理を施すことになりました
(現在は加工先が変わり、この心配もなくなっています)

商品を作ることが出来たので、いよいよ販売!っとはならず、まだ一つ、肝心なことをチェックする作業が残っていたのです

-つづく-

2011年10月29日

おもしろMY印鑑物語-第10章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

明日は何とか天気は持ちそうな感じ(微妙ですが)
すっかり中止と思いこんでいたのと、ちょっと面倒な思いもしたのでかなりテンション低めです(汗)
帰ったらテニスのDVDとコミックス読んでアゲポヨにならねば!

印鑑通販用の試作品も出そろい、残す作業は一つだけ
実際にその商品が通用するかどうかです

この商品を思いついた際、自分自身一番引かれたのは「朱肉を使って捺印する印鑑タイプであれば、銀行印として通用する」と言うことでした
他のサイトをリサーチした際ににそのことを知ったのですが、実際に自分自身で調べてはいませんでしたので少々不安に思っていたのです
もし通用しないとなれば、単なるファンシー商品になってしまう(格が下がる)と思ったんですね

そこで仕上がった印鑑を持って、店周辺の銀行を回る事にしました
結果から言えば4カ所(都市銀行2カ所・郵便局1カ所・信用金庫1カ所)まわって、信用金庫のみ不可との結果で一安心、コレでほぼ全ての問題はクリアできたので、いよいよ発売を開始することとなったのです

余談をいくつか・・・

当初不可と言われた信用金庫でも、その後他行での登録実績を伝えたところ、登録可能となりました
おそらく前例がなかったために話がうまく通らなかった物と思われます

印鑑登録については、他サイトリサーチ時に「印鑑条例により登録できない」との記載を見て、最初から諦めた状態でした
しかしこのことが逆に、今後の新製品制作に大きく関わってくるとはこの時点では予想だにしないことでした

-つづく-

2011年11月02日

おもしろMY印鑑物語-第11章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

ホンの少し間があきましたが、ここからは新たな展開
印鑑の通販を始めてからの苦闘(?)の話しになります
まだもう少しお付き合い下さいね

ついに販売を開始した「おもしろMY印鑑」ですが、当然サイトを開設したからと言ってすぐさま売れると言うモノではありません
このころは、ネット通販1本に絞らず、出来ることは何でもやってやろうと考えていました
例えば近隣のペットショップに飛び込みで営業に行ったり、ネットで調べたショップにDMを送ったり(あまり色好い返事は有りませんでしたが・・・汗)

まずは年間販売本数を365本(一日1本)と定めて頑張ってはいましたが、なかなか本数は伸びず
サイトを見て貰うために、かなりの数の相互リンクをお願いしたり、検索エンジンで上位表示を狙うため、我流のSEO対策をしたり
ネットサーフィンをしながら何とか打開策はないかと考えを巡らせていました

そんな中で、プレスリリースをマスコミに送る、っと言う手法を知って送り始めることになりました
サイト開設が2003年の11月、初めてのプレスリリースが翌年2月ですから、結構早く行動に移していたんですね

その初めてのプレスリリースは、現在サイトでも公開していますが、今見なおすといやはや何とも恥ずかしい出来(汗)
っま、人に歴史有り、っと言うことでご容赦を(笑

そんなプレスリリースですが、それなりに効果はあったようで、ペット関連の出版社やサイトからいくつかオファーを貰い掲載していただくことが出来ました
少しずつですが販売本数も増え、当初の目的である年間365本をなんとかクリアする事が出来たのです

しかしコレでは経営状態を立て直すところまではとてもいきません
更に売り上げを伸ばす事が必須
そして考えたのは、新たな商品の開発でした

-つづく-

2011年11月08日

おもしろMY印鑑物語-第12章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

音楽印鑑が盛り上がっておりますが、ここで一服(笑)
例の連載を再開しようと思います
っま、続けて書かないとテンションが上がらないのと、前までの流れを忘れちゃいそうなので(苦笑

ワンポイントはんこの販売数が何とか目標に達しようかと言うとき(低い目標でしたが)次の新製品を送り出すことになりました
それが「わくワクはんこ」です

コレも元々似たような商品が各社から出ていました
それは丸い外枠の変わりに、ハートや星などを使った商品でしたが、私自身あまり興味を引かれるようなモノではなかったのです
正直「その程度のモノでは目新しさはないし、それほど楽しさもないなぁ」と思っていました

ただこれって、ワンポイントはんこを始めるまでの気持ちと同じなんですよね
入れるデザインを工夫するだけで、もっと斬新で面白いモノに生まれ変わると言うことはその時学んでいたのです(エッヘン。笑)

そこでハートや星などの単純なモノではなく、思い切って犬や猫などの顔を外枠にしたら?と考えました
それまでのデザインは、かなり単純化したシルエットでしたが、ここでは結構デザイン力が問われます
何しろ名前が入るスペースを残しつつ、単純化しつつ、一目でそれと分かるデザインにしなければなりません
何度も何度も書き直して、ようやく数点のデザインを書き上げ、販売することが出来たのです

此の発売をきっかけに、又いくつかのペット雑誌にも取り上げられ、順調に販売本数も延び、サイト開設2周年を迎える頃、新たな飛躍のきっかけとなる事件(?)が起こりました
そう、それは一本の電話から始まったのです

-つづく-

2011年11月09日

おもしろMY印鑑物語-第13章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

昨夜から冷え込みが激しくなり、パジャマで部屋に居られないほどでした(上っ張り出してきてかぶった)
でもコレで平年並み、いかに今までが異常だったかですね
これから忙しいので風邪対策をしっかりしなくっちゃ!

さて、新製品も出して徐々にではありますが売り上げも上がりだしたころ
売り上げが上がったとはいえ、まだまだこれから頑張らねば!と言う状態でした

ペットショップで取り扱って貰おうと飛び込み営業をするも、それほどの成果を上げられず
ペット雑誌に情報が載れば、多少アクセスは上がりますが、売り上げが劇的に伸びるというわけにも行かず
素人ながらサイトのSEO対策をして、それなりの成果を上げるも、コレも又劇的な延びには繋がらず
このまま今までのように地道な作業を続けて、ホンの少しずつ売り上げを上げて行くしかないのか?と考えていました

もちろん、新聞一面にドドーン!っと広告を載せれば注目度は増しますが、そんなお金をかける余裕などみじんもありません
だいいち、広告費を払って、その分回収できる見込みなんて無いと思っていましたから(苦笑

そんな、サイト開設2周年を目前にしたある日、一本の電話がかかってきました
それは関西では有名なラジオ番組の出演オファーでした
初めに思ったのは「ラジオなんて誰も聞いていないだろうし、売り上げに影響する事なんて無いよね」でした
私自身ラジオを聴きませんし、過去に名刺通販の方で一度だけTVに出たことがあったのですが、その時は全く反応がなかったんです
それでも出演を決めたのは、私が出たがりだったと言うこと以外に理由は見あたりません(笑)

初めてのラジオ出演は、中継車が来て、その中でスタジオとを結び話すというモノでした
・・・おっと時間だ!今日はここまで(爆

-つづく-

2011年11月10日

おもしろMY印鑑物語-第14章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

今週は新製品の発売と、年賀状印刷の受付が重なって結構忙しいです
そんなときに限って、ややこしかったり急ぎの仕事まで入ってくる
誰か物陰から様子をうかがってるに違い有りませんよ(苦笑

さて昨日の続きです(笑
中継車とスタッフが来店して、放送が始まるまでの間だ(生放送だったのです)レポーターの女性としばし打ち合わせをしました
打ち合わせと言うほど堅苦しいモノではなく、殆ど雑談のようなモノ
勿論印鑑や店に関しての話題なのですが、その雑談の中で話して「これは」と言うモノを放送の中でふってくれるのです
だから以外とすらすら答えられましたし、上がり性の私でも、必要以上には上がらずに喋ることが出来ました

そのうち合わせの中で「お問い合わせ先はどうしましょう?」と聞かれました
何でも、モノによるとかなりの連絡が来るらしいのです
ただまぁ、今までの経験上、それほどたいしたことは無いだろうとタカをくくっておりました
ラジオですしね(笑)
勿論夜中に問い合わせがあってもいけませんので、念のため電話は告知せず、ネット販売している旨とFAX番号だけでお願いしたのです

さて出演コーナーが終わり、店に帰ってみるととんでもない事態に襲われていました
(私自身は少し離れた駐車場に止めた中継車に軟禁状態だったんですな。笑)
店のFAXがなりやまないんです
次から次へと紙が吐き出されてきます
30分経っても1時間経ってもとぎれることが有りません
もう完全にパニックですね(汗)
予想外の事態に、嬉しさよりも恐ろしさの方が先に立っていました

こうして初めての特需状態を体験したのです
そして数日が経ち、少し落ち着いてきた頃、改めてマスコミの影響力のすごさを実感したのです
それと同時に、コレを新たな戦略として使いこなせないだろうか?と考えました
何しろ広告ではありませんから費用はかかりません
しかも広告よりも露出が多くなることもある
これほど凄いことになることは今後無いかも知れないけれど、ある程度の効果は認められる

新たな方向性のヒントを掴み、その為に出来うることを掴むため、またリサーチの日々が始まったのです

-つづく-

2011年11月11日

おもしろMY印鑑物語-第15章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

極度の肩こりに加え、腰を痛めました(汗)
長時間座るのは辛いのですが、日頃ちゃんとケアしていない自分が悪いのだと言い聞かせ、泣きながら仕事しております(笑
マッサージとストレッチはしてるんですけれどね

さて、初めての特需を経験した後、もうこんな事はないだろうと思いながらもどこかで期待している自分がいました
前回のオファーは、担当デレクターがネットで調べてたまたまうちを見つけてくれたんです
そんなたまたまなんて、早々あるモノではありません
ただし、色々種を蒔いておけばそのたまたまにあたる確率は増えるはず
特需とは行かないまでも、それなりに売り上げを増やすことが出来るはず!

こうしてそれ以降の戦略が固まったのです

・サイトの検索順位を上げる
(SEO対策というヤツですね。前からも素人なりにやっていたのですが、更に知識を深める努力をしました)
・マスコミにプレスリリースを送る
(新製品が出たらそうすることで注目され、あわよくば取材されて売り上げも上がる)
・新製品を開発する
(プレスリリースを出すには目新しくて注目される内容でなければなりません)

「新製品発売→プレスリリース配信→マスコミ掲載→売り上げUP」
と言う流れ

コレは現在もそのまま使用しているチャートです
勿論それぞれのスキルを上げる必要があります
例えば、いかにマスコミウケするプレスリリースを書き上げるか?
いかにそれを効率的に配信する方法はなんであるか?

いやいや、それ以前に、プレスリリースの対象となる新製品を作り上げなければならないのです
そしてまた試行錯誤の日々がやってきました
他社にない、当社オリジナルの印鑑

・・・そうやすやすとは思いつきませんよね(汗
しかし毎日考え、調べていると、ちゃんとアイディアはやって来るのです
それはひらめきではなく、いくつかのパーツが組み合わさって出来たモノでした

-つづく-

2011年11月18日

おもしろMY印鑑物語-第16章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

もう忘れてましたか?「おもしろMY印鑑物語」
前回が先週末でしたので1週間ぶりの再開です
しっかり前回分を復習してから、はい!どうぞ(笑

次なる新作印鑑へのアプローチは、それまで積み重ねてきた経験から得た物でした

印鑑通販を始める前、名刺の通販をしていて、そのメイン商品の一つに「似顔絵名刺」がありました
似顔絵作家と契約して作業をしていたのですが、折角の似顔絵をどこかでもっと活かせないかと考えていて、生み出されたのが「似顔絵はんこ」(ゴム印)です
似顔絵作家の作風とは別に、私自身でも似顔絵を描いて2パターンから選択できるようにしたのですが、コレは他社をリサーチした際、同じタッチの似顔絵しか提供しておらず、その部分で格差を付けたかったからです

コレは当初、名刺通販サイトでのみ販売しておりました
っと言うのも、印鑑やシャチハタのように小さな印面ですと十分に表現することが出来ないと感じていたからです
プロの似顔絵作家の似顔絵は、あまりにも細かくて再現できず
私が描く似顔絵に関しては、まだまだ始めたばかりで、自分自身に自信がもてていなかったのがその原因でした

そんなある日のこと、いつものようにネットサーフィンをしていると、似顔絵印鑑を販売しているサイトを見つけました
その商品ですが、お世辞にもあまり印象が良くなかったのです
そこでふと気が付きました
「これって、私の描く似顔絵の方がよっぽど上手いじゃない」
「もっとバランスを考えて上手くデザインすればちゃんとしたモノになりそう」
今から思えば、変に自信満々ですよね(笑

そこで試しに試作品を作ってみることに
勿論似顔絵は私自身を自らの手で(笑
そして仕上がってきた商品は・・・
うん、なかなかのものだ!
かくしてその後商品化となりおもしろMY印鑑のラインナップに加わったのです

このとき私に一つの変化がありました
動物のデザイン印鑑でそこそこ売り上げを上げていて、もっとペット業界と密にならなければと考えていたのですが、印鑑にはまだまだ他の可能性があるぞ!っと

勿論そこには「似顔絵印鑑」が成功を納めたからこその確信があります
まだまだ狭いペット業界から、広く一般ウケする似顔絵印鑑へ
その確信は、各種メディアに取り上げられることで深くなったのです

-つづく-

2011年11月28日

おもしろMY印鑑物語-第17章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

前回のおもしろMY印鑑物語で、似顔絵印鑑の成功を書きました
その影響力は強大で、いまだに取材のオファーがあるほどです
発売は2006年の4月でしたから、もう5年以上もその存在感を示し続けているんですね

取材数もTVが5件以上(それもメジャー所が多数)、紙媒体やwebに関しては書ききれないほどです
そのお陰で当社の売り上げもかなりUP致しました
さすがに、広く一般に受け入れられる商品というのは凄いですね

但し「似顔絵印鑑」までトントン拍子に行ったと言うわけではありません
発売したモノの、思うような結果を残せなかった商品もあります
もちろん、それらの商品は今現在も販売していて、それなりにご注文を頂いてはいるのですが、「似顔絵印鑑」と比べてしまうと、どうしても物足りない
失敗というわけではないのですが、大成功というわけでもない
ただし、その繰り返しが次のステップへと繋がって行くのです

ワンポイントはんこのデザイン数はお客様からのリクエストにより、飛躍的にUPしていました
このころですでに200位は有ったでしょうか?
その時思っていたのは「折角作ったこの財産を活かせる道はないモノか?」でした

その後、ゴム印(住所印)に組み込んだり、名刺のデザインにしたりしていましたが、今一インパクトが弱い
印鑑ほどのインパクトが残せない
そう「これほどのモノは今まで無かった」という匂いがしないんです

似顔絵印鑑後の自分の中での停滞期
それは、お客様からの要望と、あるひらめきと、遊び心から生まれたのです

-つづく-

2011年12月01日

おもしろMY印鑑物語-第18章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

今日から12月
師走と言うだけ有って、気持ちだけでなく本当にバタバタしております(苦笑)
上手く乗り切って、良い新年を迎えたいものです

似顔絵印鑑発売後の停滞期
停滞期とは言っても売り上げは順調に伸びていました
ただしそれは、マスコミで紹介されたお陰であって、自力が付いたわけではないと感じていたのです
そんな効果がいつもでも続くわけはなく、次の仕掛けを考えねばならないと思っておりました

但し漠然と考えていてもそう都合良くひらめくわけもなく
かといって何も考えていないわけでもなく
いつの頭の片隅には置いているという状態
一応懲りずに「既製のデザインで何か新しいことは出来ないかな?」って感じで

そんなある日のこと、ご注文を頂いたお客様から「印鑑登録は出来ないの?」と聞かれました
印鑑条例というモノが存在していて、名前以外の情報が入っていてはいけない、との規定があるため、今まで発売してきた印鑑では登録できないのが実状でした
ただまぁ、印鑑の役割の中で最も重要なのは印鑑登録をして実印として使う、と言うことなんですよね

仕方なく事情を説明しご理解を頂いていたのですが、そんなことを何度か繰り返すうち、頭の片隅にあるモノとが渾然と交わり合い、有るひらめきを生んだのです
それがさらなる話題とステップアップを遂げることになった「ワン書体印鑑」のはじまりでした

2011年12月03日

おもしろMY印鑑物語-第19章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です

今月はなかなかに好調です
ひょっとしてクリスマスの影響?
いや、それだけではなさそうなのですが、原因が分からないところが不気味で(笑

さて、ワン書体印鑑の発端です
おさらいしますと、
・お客様から印鑑証明は取れないかとのご質問を頂いていたけれど、印鑑条例により名前以外の情報が入っているものでは登録できず半ば諦めていた状態
・ただし、印鑑屋たるもの、それを悔しくも感じていた
・既製のデザインを使って何か新しいモノは出来ないかと考えていた
主にこれらのことが漠然と頭の中にあったんですね

そしてある時ついにピースが組み合わさるときが来るのです
それはたしか、ワンポイントはんこの元となるデザインを眺めていたときのことだったと思います
「このシルエットの中に名前を組み込めないか?」
「うまくいけば、名前がたまたま動物などの形をしているだけで、名前以外の情報は無いことになるのでは?」
コレこそがワン書体印鑑誕生の瞬間と言っても良いでしょう

思いついたらまずは行動(笑)
シルエットだったデザインを線画に直してプリントアウト
そこに自分の名前をはめ込んでみました
・・・いける。いけるじゃん!

更にいくつかのデザインと名前で試してみて確証を得ることが出来ました
基本となるデザインさえ限定すれば、自分の持っているスキルで商品化できる!
さらに商品化に向けて試行錯誤が続きます
実際にそのデザインで加工が出来るのか?
果たしてそれも見事にクリア

コレで販売ページを作ればOKだ!
・・・ところが、もう一つ大事なチェックが残っていたのです
それこそがこの商品の一番大事な部分であり、大きな壁でもあったのです

-つづく-

2011年12月05日

おもしろMY印鑑物語-第20章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

この連載もついに20章に突入!
これほどまでに長く続けるとは自分でも考えておりませんでした
しかも、まだ暫く続きそうです(笑

ワン書体印鑑の販売準備はほぼ整いました
しかし、本当に大事なところはここからです
そう、大元のコンセプト「コレならばデザインの入っている印鑑でも印鑑証明が取れる!かも?」と言う部分です

実際にいくつかの試作品は作っておりましたが、それを実印として登録するわけには行かず
結局はそれを持って、近くの役所の窓口で聞いてみるしか手はありませんでした
そして結果から言いますと、「コレでは登録できない」と言われたのです

しかしコレはある程度覚悟はしていたことでした
まず、お役所というのは、前例のない新しいことには拒否反応がある
自治体毎の印鑑条例の詳細には微妙な違いがある
極小さい単純なマークのモノなら、他社で印鑑証明を取れた事例がある
(一部は個人の感想です。笑)

その中で、なんと言っても大きいのは、私が企業(印鑑屋)として聞きに言ったという事だと考えました
企業に対してOKを出してしまうと、大々的に宣伝される可能性が出てきます
そうなると、色々とまずいことが起こりかねない
っま、大人の事情というヤツですね(笑

おそらくこれ以上の検証は無駄だろうと考えて、発売を強行することにしました
もちろんサイトには「印鑑登録出来るかも知れません」と、奥歯にモノが詰まったような書き方しかできませんでしたが(苦笑

発売を開始したあと、お客さんからの反応はまずまず
注文もそれなりに入ってきました
そして、それはある日一通のメールによりもたらされたのです

-つづく-

2011年12月13日

おもしろMY印鑑物語-第21章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

もう忘れていませんでした?おもしろMY印鑑物語
忘れていたのは自分自身?(汗)
めでたくここに再開です

ワン書体印鑑の発売後、お客様からの反応もまずまず、マスコミからの反応もまずまず
まずまずづくしの滑り出しでした
しかし、実印として使用できるかはまだ未知数
実際当初は、印鑑タイプよりもシャチハタタイプの注文数がかなり多い状態でした

そんなある日、お客さんから1通のメールが
「ワン書体印鑑で印鑑登録できました!」
おぉ!
しかも丁寧に証明書の写真まで貼付していただいている!!

その日の感動は今でも覚えています
自分の仮説が証明された日
そして、私の作り出した全く新しい印鑑が、公的にも認められた日(笑

早速サイトにも、実際に印鑑登録が出来た例として掲載させていただきました
その後マスコミからの取材にも、「印鑑登録できる可能性があり、実例もあります」と言うことができ、更に関心も増したようでした
今でも取材を受けた時に「印鑑証明が取れることも」と言うと、かなり驚かれます(笑

また、お客さんの反応も変わっていき、「初めから印鑑証明を狙います」と言われる方も(笑)
注文内容にしても、印鑑タイプのそれも大きめや高級な素材を使われる方が多くなってきました

販売してかなり時間はたちましたが、今でも「印鑑証明が取れました」とのご報告を頂くと、新鮮な気持ちで嬉しく思えます
多分それは、本当の意味でのオリジナル商品を作り出すことが出来たという思いが、いつまでも新鮮さを保たせているんでしょうね

-つづく-

2011年12月19日

おもしろMY印鑑物語-第22章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

昨日、今年最後のテニスサークル活動に行ってきました
寒くて身体が動かなかったけれど、今年最後だと思うと一抹の寂しさが・・・
来年も最高の笑顔で再会したいなぁ(笑

ワン書体印鑑が発売されたのが2007年の1月
それはちょっとした集大成
一つ山を越えた感じでした

その後も定期的に新製品は出すモノの、どうもいまいちパッとしない
時系列に並べてみると
・ワンポイントはんこ・干支シリーズ
・似顔絵ボールスタンプ
・ペット似顔絵印鑑
・縁起物印鑑
・キラキラデコ印
・戦国武将印鑑
・エンブレム印鑑
・ハイブリッドはんこ

おそらく自分の中でも、ワン書体印鑑の存在がかなり大きかったんでしょうね
中にはワン書の発展系で「隠し絵印鑑」と言うモノも発売し、ある程度は満足していましたが、それは単にバージョンアップといった風体でしょう

並べてみてみると、どうも新鮮味が足りなく感じてしまいます
今まで発売してきた印鑑の亜流に見えてしまう
思えば、何か出来ないかともがき苦しんでいた時期なのかも知れません

もちろんすべて「コレは良いぞ!」と思って発売した商品であることは間違いないですし
それなりにヒットした商品もあります
似顔絵ボールスタンプなどは、今でもよくご注文を頂きます

逆にコレはすばらしい!と思っていてもあまり動きのない商品も
(具体的にどれかは自主規制させていただきます。笑)

そんな中、ようやくこれぞ!と思える商品をようやく発売できたのは、2010年の秋のことでした

-つづく-

2011年12月28日

おもしろMY印鑑物語-第23章-

印鑑通販の「おもしろMY印鑑」担当の城山です。

今日が今年最後の営業日である企業って結構多いんですね
外回りをしていると、あちこちで大掃除の光景を見かけました
当社は30日午前中まで、最後まで走り抜けるゼァ!

いくつかの新製品を出し、それなりの成果を上げたり、そうでもなかったり(苦笑)
とりあえず全て、何らかの形でマスコミに取り上げられてはいましたが、自分の中では少々消化不良気味
ワン書体印鑑という、ある種最高の結果を出したあとの虚脱感なのか?

そんな中、ようやく納得できる商品を送り出すことが出来ました
それは、ワン書体以降の商品が大きく関わっています
それが「家紋印鑑」でした

家紋を印鑑にするアイディア自体は、かなり前から抱いていたモノ
但し、デザイン的に優れているモノの、細かなモノが多く、今までのワンポイントはんこのように、名前を並べて作ると小さすぎて再現できずにいました
事実、他社でそう言う感じに仕上げて売っているところもあるのですが、かなり大きな印材(角印ぐらいです)を目一杯使って家紋を彫り、ホンの少し空いたスペースに、豆粒ぐらいに名前を入れるという、ちょっと印鑑としての機能を疑いたくなるような商品だったのです

戦国武将印鑑で、家紋などの一部を切り取り、デザイン商品として売り出してはいましたが、家紋を全面に打ち出して販売するとなると、紋の一部を切り取るなど縁起的にどうなのか?とも思い、それを発展することも諦めました

そんななか「ハイブリッドはんこ」を発売したことで状況が変わります
並べずとも重ねればいい!
そうすれば印材の全面を無駄なく使うことが出来る!
こうして生まれた家紋印鑑は、なかなか諦めきれず頭の片隅に置いていた家紋のコンセプトと、元となったハイブリッドはんことの融合により生まれたのです

諦めるのは簡単
ただそこからは何も生まれません

たとえ失敗したことや、たいして成功しなかったことだって、全ては糧になり、次の道へと続いているんです
そんなことを気づかせてくれた印鑑でした

-つづく-

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